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狐独7


[564]とりあえず名無しさん:2015/11/15(日) 12:11:46 ID:???
ameblo
ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆ 『EMGピックアップの中身と構造』
2015-11-05 17:25:38
テーマ:ブログ
こんにちは。今回はあの有名なアクティブピックアップのEMGを分解してみようというブログです。
まずはアカデミックにピックアップの構造についてお話しておきますと
ピックアップというのは磁石とコイルで出来てます。
コイルというのは細い銅線をぐるぐる巻きにしたもので、
そのコイルが中央にある磁石に巻きつけられることによって出来ているのがピックアップです。
そしてギターパーツの市場には「パッシブピックアップ」と「アクティブピックアップ」があります。
物理の法則上、パッシブピックアップは弦の振動だけで発電できるので、
ギター本体内に電池等の電源は必要ありません。音を大きくしたりする仕事は、その先のアンプに頑張ってもらいます。
それに対してアクティブピックアップは中にアンプ的な電子回路が入っているので、音を出すために電池が必要になります。
そのアクティブピックアップの代表格といえば、やはりEMGというメーカーでしょう。
stat.ameba
EMGのピックアップはアクティブ化によって非常にローノイズになっており、特徴的な出音ですがそのノイズの少なさから、
多くのミュージシャンの支持を集める優秀なピックアップです。
そんなEMGピックアップですが、
どういう構造をしているかを調べようとしてもカバーの中がエポキシ系樹脂の充填によってモールドされているので、
中身が見えません。
stat.ameba
しかし見たいじゃないですか、中身。
というわけでやりましょう。
分解。
しかし
そこでひとつ問題がありまして
モールドされている部分のエポキシ系樹脂は化学硬化しているので通常は溶剤では溶けません。
遺跡の発掘作業のように掘り出すのも大変だしキレイに出来る気がしなかったので
とりあえず謎の液体にインしてやりました。
stat.ameba
このビンはなんでしょう・・・ネスカフェゴールドブレンドでしょうね、多分。このあたりがポイントです。
ゴールドブレンドは香り高く美味しいですからね。
さぁ、するとどうでしょう。
いけるのか・・・?と期待をこめて見てみると、なんか変化してきました!
stat.ameba
裏の黒いヤツが剥がれてきましたね。いけますよ、これは。
ということで一度取り出してみます。
ピンセットで取れるかな。
stat.ameba
・・・あれ、意外とまだ固いな。くっついて取れないぞ?
えいや!
とう!
どうだ!
・・・
ダメなようなので再度謎の液体へドボン。
stat.ameba
さあどうでしょう。
さて、取り出したら今度はほら、こう・・・カッターで脇をグリグリとね。
stat.ameba
えい、えい!
と、とにかくなんやかんややって
パッカーン。
stat.ameba
開きました!基板のパーツ実装部分が出てきました。
画像じゃ見づらいのですが、コイルの線がモールドの中からそのまま出ています。
それが基盤へ直接配線されていますね。なかなか思い切った組み込み方をしています。
パーツ実装部を見てみましょう。
stat.ameba
写真では見え辛いですが、メインパーツにEMGと書いてありますね。ということはこれ・・・
EMGのオリジナルチップじゃないですか!これがEMGの音をつかさどる心臓部で、汎用のOPアンプではなさそうですね。


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